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旅人の病記

自分に負けないように。

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ゲーリー

アルバイトから帰ってきました。徒歩で。

やっぱり二時間半はかかってしまいます。

足も痛いし、なんで歩いているんだろう、と思います。

でも、ぼくの体が歩きたがっているんです。

体は精神より、利口です。

肉体的苦痛を絶えず続けていれば、

精神的に思い悩むことなんかないのだから。



途中で某アクエリアスを買いました。

酷く汗をかいていたので、ガブガブと、

サイが突進するような感じで飲みました。

すると、急にお腹の調子が悪くなりました。

家までは、あと…km

極限状態で歩きました。

足が痛いとか、コンビニで買った6リットル分のペットボトルが重いとか、

そんなことは微塵も感じずに、

一歩一歩確実に踏み締めました。



アクエリアスは体に悪いと思います。

今まで蓄えたプロテインの豆乳割りがすべて出たような気がします。

最低だ。

もう一生某アクエリアスは飲みません。

これからは豆乳をたくさん飲みます。

豆乳っておいしいですよ。



ああ、しゃっくりがとまらなくなたので、終わります。

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肉体的疲労

憂鬱の嵐は未来から来るものではありません。

それに嵐といっても、物が飛ばされないように抑えなければならない訳でもありません。

雨も降らない。いや、降っているのでしょう。

憂鬱はぼくの上にかかっています。

その時、ぼくはベッドの中で何もすることなく過ごします。

無益だと思うし、死にたくなる。



朝、起きて、薬の効果もあったようで、今日は起きることができました。

起床とほとんど同時に筋トレを始めました。

筋肉は超回復の周期があるから、うまくスケジュールを決めて、

トレーニングをすると筋肉もちゃんとついてきます。

でも、憂鬱の嵐が来るというのに、超回復とかバランスとか考えてられません。

おきているときは全時間をトレーニングに費やします。

そうでなければ、日記を書いたり、ブログを書いたりします。



今日は体が本当に疲れました。

足も腕も胸も背中も腹も、すべてが疲れています。

その分、精神的苦痛は薄らいでいます。

ぼくは肉体的な過労で滅んでゆくのかもしれません。

それならそれで、構いません。

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無垢な発表

「これから卒業研究を始めます」

自信満々に言ったのは、学生時代の同じ研究室の子だった。

ぼくはね、彼が純真で、すばらしい人だと今は思っているんだ。

真っ直ぐで、笑っていて、話しかけてくる。

人と仲よくなりたかったんだよ。


学生時代のぼくは、そのことをわかってやれませんでした。

正直に言います。

人としてみていませんでしてた。

でも、今は彼がとても純真で無垢な、一人の立派な人間のように思えるのです。

生きるか、死ぬか、などと毎日絶叫しているぼくのようなダメな人間からしたら、

彼はこの世に生まれてきた人の中でも、素晴らしい。

そう思えるのです。



障害があろうと、片足がなかろうと、

おんなじ人なんですよ。

ぼくだって、不自然です。

不自然なところに傷があるし、

不自然な体格をしているし、

挙動不審だし。

でも、生きている。

生きようとしている。



無垢は発表を思い出します。

あまり思い出せません。

でも、とにかく、彼は自分の出来うる限りのことをしていました。

それが、今のぼくには素晴らしく輝いているのです。

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人々

人ゴミが恐ろしいぼくですけど、

あの人ごみの中にも、必死でその恐怖と戦っている人は

何人いるのでしょうか。

ぼくと同じように。



だから、一方的に嫌悪してはいけません。

あの人ゴミは、自分の映し鏡なのではないでしょうか。

独り言を言って歩いている人だって、

ぼくのように精神疾患を患っているのでしょう。

太った人だって、そのことを気にして、

人前に出ることが怖いと思っているかもしれません。



ぼくだけじゃない。

ぼくだけが戦っていると思っていたけれど、

人が怖いと思う人は沢山いるのです。

そして、そうでない人々は、

ぼくらの挙動が不審なところを見て、

指を差して笑うのです。

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預言者5人と旅人

バイトが4時前に終わりました。

4時5分くらいにオフィスを出ました。

始発まではあと一時間ありました。

明日は、バイトも休みだから、歩いてみるか、と思いました。

さっそく、蒲田駅の交番の最初の預言者である警官に「蒲田から田園調布」までの道を尋ねました。

なぜ、田園調布かというと、そこまで行けば、家まで帰る道がわかるからです。

大体において、都会の道はわからない。

いや、田舎ですら、迷子になります。



警官「この地下道を通って右側の階段を上がり、右に曲がり、セブンイレブンがあり、云々」

よくわからなかったので、とりあえず、最初の地下道を歩きました。

そして、右に曲がる、ということを少し覚えていたので、右に曲がって歩きました。

なんとなく歩いているとセブンが本当にありました。

でも、その後、どこへ行けばいいのかわからなくなりました。

セブンに入って、ウィダーインゼリーを買いました。

二人目の預言者である店員さんに道を尋ねました。

店員さんは大まかに教えてくれました。

よくわからなかったけれど、その教え方が功を奏しました。



次にあった預言者は中国人の女性らしく、

「おにいさん、マッサージどう、気持ちいいよお」

みたいなことを言ってきました。

ぼくはそんなことはどうでもいい、と端から話を聞かず、

「あの!環八はどこです!田園調布の警察署は!」

と必死になって聞きました。

中国人女性は苦笑いで、わからないね、と言いました。

ぼくはお礼を言って、また歩いていきました。



ちょっと歩いたら、四番目の預言者である若いサラリーマンのお兄さんが立っていたので、

なりふり構わずに「田園調布はどっちですか?」と聞きました。

リーマン「田園調布まで歩くの?とてつもなく遠いよ」

お兄さんは驚いていましたが、すごく丁寧に教えてくれました。

都会の人の「とてつもなく遠い」というのは、せいぜい3駅分くらいなのでしょう。

お陰で環八通りを発見することができました。



それでも不安になって、

五番目の預言者である朝の散歩を楽しんでいる老人に声を掛けました。

もしかしたら、真逆に歩いていたら困るからです。

老人は、すごく丁寧に説明してくれて、

もうぼくは迷いなく歩き出しました。



迷いなき眼差しで、セブンイレブンに入って、

エッチな本を尋常ではないほど真剣に選んで買いました。

そして、水を買いました。

一番欲しかったのは、実は水だったのです。

蒲田から元住吉まで歩いて、すごく汗をかいていたからです。



最近エッチな本を買ってもあまり見ません。

抗うつ剤の影響か、性欲がすごく低下しているからです。

なんというか、その、ちょっと下品かもしれませんが…勃起しないんです。

その代わりに、気づけばダンベルを握って鍛錬してます。

今年は、今までの自分とは違った自分になりそうです。

とはいえ、ぼくは明日を信じないから、

ハードトレーニングで今日死ぬかもしれませんが……



歩くことって、素晴らしいなあ

結局、4時に歩きはじめて、六時半に家に到着しました。

二時間半。

電車で移動すると40分のところですから、

まあ、こんなものだろうと思います。

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プロフィール

HN:
たびびと
性別:
男性
職業:
病気
趣味:
読書
自己紹介:
"たびびと"です。
病気なんです。
疲れたシャボン玉なんです。
決して壊れる事がないのです。

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