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旅人の病記

自分に負けないように。

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寝てばかり

憂鬱な気分でベッドに横になってばかりです。

と思ったら、気が高ぶって、手を切ってみたりします。

ダンベルをどっこいしょと勢いよく持ち上げてみます。

そして、またベッドに横になります。

去年あたりにドンキホーテで買った賞味期限が切れたプロテインの

すごく飲みづらい錠剤を何粒も口に入れて飲もうとしました。

二回吐きました。

もう、めちゃくちゃだ

そんなぼくを癒してくれたのは、

久石譲の曲とサラ・ブライトマンの歌声でした。

なんとかめちゃくちゃな部屋にゆるやかな旋律が響きました。

ぼくの心も少しは落ち着いて、また寝だしました。

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自傷行為

実家に電話した。

自傷行為のことを伝えた。家庭内暴力の可能性のことも伝えた。

自ら傷つけることについて「切ないな」と母が言った一言が

受話器越しではあるが、その十分な感情が伝わってきて、

本当に心配してくれているんだな、と思い、涙が出た。



アルバイトで休憩になると、みんな同じところに集まって休むようになっている。

ぼくは、そこへ行くと、吐き気がしてしまうから、

いつも、どこか別の暗いところに立ったまま寝ることにしている。

いつまで続くのだろうか。

嫌で嫌でたまらない。

どこかへ消えてしまいたい。



太ももへ十字、手には猫に引っかかれたような傷をつけた。

無意識的とも言える行為に痛みなどほとんど関係ない。

ただただ、落ち着くために、

憂鬱の嵐から抜けるために、ぼくは自分を切るんだ。



他人を傷つけないためにも。

戒めとして、自分に刻み付けるんだ。

弱い人間と思わないで欲しい。

僕は絶対に他人に手を出さないようになっているのだから。

戒めの証がぼくをいつも止めてくれるんだ。

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うそつきだった

今日のブログで、

アルバイト行ってきます、と軽々しく言ってしまったけれど、

すごく体調が悪くなって休みました。

憂鬱だし、涙は出るし、倦怠感は酷いし……

薬飲んでもよくならないよ

今週、医者に行って、もっと強い薬出してもらおうかな……

次は休まないようにしよう…

死んだら、憂鬱なんてないのに

ぼくは火だから、誰か消してくれ……

燃え尽きるまで待たなければならないのかな、辛い

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悲しくてやりきれない

去年の夏、夜中に外に飛び出して、

鶴見の川の堤防で、一人『悲しくてやりきれない』の口笛を吹いていました。

昨日は、うつ状態が続いていて、悲しくてやりきれなくて、

涙も出てきて、25のおっさんが何をしてんだ、と思いながら、

友人たちにメールを送りました。



メールを送り終わり、薬を飲んだら、いつの間にか意識がなくなって、

日付がかわって2時を過ぎていました。

ケータイにはメールがそれぞれ帰ってきていました。

着信もありました。

でも、マナーモードにしてあると、

振動もせず、着信音もしないのです。

それは眠りを妨げられないために設定したものです。

本当はこんなに長く寝るつもりがなかったのですが、

友人たちにはすごく悪いことをしてしまいました。



メールとはいえ、夜遅くに返信してごめんなさい。

ぼくは、あなたたちがいるから生きているんだよ。

ぼくには、あなたたちがとても必要なんだよ。

ぼくは、あなたたちが大好きなんだよ。

本当にありがとう。



シリアスな話ばかりを好んでいると思われるのはなんだから、言うけど、

きっと、病気がそうしてると思うんです。

気分が落ち込むことが多いから、

急に真剣な話をしようとしたり。

あるいは、まったく無言になってしまったり。



それが申し訳なくて、ぼくは涙が出てくるんです。

そのせいで、友をなくすのではないか、と。

でも、友人でいてくれて、本当にありがとう。


涙でぐしゃぐしゃになっても、アルバイト頑張ろうと思います。

今日、行ってきます。

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本屋は嫌いだ

以前まで好きだった本屋は、今ではさほど魅力のない場所となった。

一つは、ぼくがあまり読書をしなくなったこと

一つは、本当に素晴らしい作品を置いてないこと

本屋には売れるものしか売ってない

正直言って、読んだら逆にバカになるようなものしか置いてない。



難解な書物の読解方法を書いた本が売られていたが、

別に難しい本なんて、誰が読むんだ。

ハイデッガーやフロイトやユング

誰が読む?

ぼくはパスカルのパンセを朗読しながら読んでいるけれど、

さっぱりわからないさ。

それでも、重要なところと思しき場所に赤線を引いている。

それでいいじゃないか。

別にいいんだけど、難解な作品を読んで、得られるものはあるのかな?

と最近思うんですよ。

読んだ感想もいえないようなことでは、何も得られていないと同じ。

だから、そんな本は一瞥して、通り過ぎました。



次には謎の村上春樹みたいな本が売られていました。

村上春樹関連の著書ならなんでも売れると思っている人が書いたものでしょう。

そんなの村上春樹の本当のファンだったら、村上作品を一途に読んでいたらいいんだ。

関連書から得られた思考なんて、邪魔なだけだと思いませんか?



こんな文句をブツブツと心の中で呟きながら、

ぼくはウィリアム・ブレイクの詩集を偶然発見してしまいました。

あの大江健三郎の『新しき人よ眼ざめよ』に出てくる詩です。

迷わずに買いました。

うつになると浪費癖がつくのでしょうか。

そして、「新しき人よ、眼ざめよ」も欲しいので、

店員にぎこちなく商品名だけ伝えました。

「あの、おおえけんざぶろう の あたらしきひとよめざめよ」

それで店員はどこかへ消えていきました。

在庫があるか調べてくれたらしいです。

でも、ありませんでした。



ぼくは、大江作品を諦めきれず、別の書店に行きました。

そこでも『新しき人よ、眼ざめよ』はありませんでした。

「もう入荷しないんか、ワレ」と半分不機嫌になって聞いてみると、

もうしません、と応えられました。

仕方なく、取り寄せにしてもらいました。



死ぬ前にリルケの詩集と、ブレイクの詩集と

大江健三郎の『新しき人よ眼ざめよ』を読みたいです。



今の本屋には、良書が少ないと思います。

良書といっても、個々が判断するものですが、

深くておいしい本というのは、書店から姿を消しつつあります。

今でさえ、現代にも通じるドストエフスキーの小説が人気を取り戻しているのも、

いいことですが、もっと、埋もれてしまった作品は沢山あります。

カフカの『審判』とか。

エルマーの冒険とか



最近の本屋は嫌いです

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プロフィール

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たびびと
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男性
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自己紹介:
"たびびと"です。
病気なんです。
疲れたシャボン玉なんです。
決して壊れる事がないのです。

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