ドラゴンボール改は見逃しました。
まあ、サイヤ人編の見所は、ヤムチャが死ぬところなので、別に見逃してもいいです。
『戦争と平和』の一巻ももうすぐ読み終わります。
ちょっとだけ気力も戻ってきているので、
これから長い小説にどんどん挑戦できそうです。
気になる小説は、沢山あります。
ロマン・ロランの『ジャン・クリストフ』、アレクサンドル・デュマの『モンテクリスト伯』、
ディケンズの『デイヴィッドコパフィールド』、プルーストの『失われた時を求めて』。
それから『カラマーゾフの兄弟』も新訳が発売されていますし、
キングの『ダークタワー』もまた読みたいと思います。
これらはすべて長い小説です。
外国の小説(特にロシア)は、登場人物の名前を覚えるだけで、時間が掛かります。
ぼくの読書のペースが遅いのは、もしかしたらそれが原因なのかもしれません。
同じページ数の本でも、日本人作家の小説なら、一日で読み終えるところを、
外国人作家の本だと、多分3~4倍くらいかかって読んでいます。
もともと読むスピードが驚くほど遅いので、外国人作家の小説を読むのは、
あまり効率がよくないのかもしれません。
それでも、読みたいと思うのは、やはり外国の話だけあって、
風景やその国の思想、時代背景などを思い浮かべられ、
どこか旅をしているような気分にもなるんです。
日本が舞台だと親近感が持てますが、旅行している気分になりません。
外国だと、自分の意識だけでも、海外へ飛ばせられるようで、楽しいです。
ぼくは、見た目(体格)とは程遠いほどデリケートな人間で、
遠出をすると、必ず体調を崩してしまいます。
小学校と高校の修学旅行は、酷く体調が悪かったので、楽しい思い出があまりありません。
だから、旅行をしたくても、
体調を崩してしまう、という不安がつきまとい、
出発前から、憂鬱になってしまいます。
そんな時、周りのバカみたいに健康で、どんなことがあっても体調を崩さない人が
羨ましいと思いました。
あまり、他人を羨むことはしませんし、したくもありませんが、
体調のことでは、頑丈な友人を羨ましく思います。
そんなぼくですから、読書というのは、体調を崩さない旅行のような感覚です。
だから、遠い外国の作品は好きですし、宮澤賢治だと世界観がまた違っていて、
不思議な気分になります。
旅する猫になった気分です。
旅費も格安です。
想像の中での旅行なので、ぼくは勝手に世界を作ってしまっていますが、
世界というのはそんなものなのだと思います。
人の数だけ世界というものがあります。
今ぼくは世界を好きなように見て回っていますが、
いつか本当の世界を見て回りたいなあ。
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