セブンイレブンのくじで、あずきバーの無料券を引いたので、
今日は、交換してきました。
あずきバー
レフ・ニコラエヴィチ・トルストイの『戦争と平和』を読んでいます。
ナポレオンのロシア遠征を背景として、ロシアの貴族の生活が描かれたもののようです。
ナポレオン・ボナパルト自体は、主要人物ではなく、
貴族たちのする噂話の中で登場する程度です。
主に、社交界での噂話がたくさん交わされていたりします。
(まだ1巻の最初の方を読んだだけです)
お金持ちが死んで、遺産の相続をする話がありました。
ロシアの小説は、遺産相続の話がよくあるような気がします。
ドストエフスキーの小説にも、そんな話がありました。
『地下室の手記』という作品で、
地下室にこもっている主人公が、こんなことを言っていました。
「去年、遠縁の親戚の一人が六千ルーブリの金をぼくに遺言して死んでくれたので……」
という訳で、主人公は、勤務先を辞めたそうです。
「死んでくれたので」なんて言い方だと、なんだか、嬉しそうです。
ニートです。
『戦争と平和』やドストエフスキーの小説はそうですが、
読んでいると、ふざけて言っているのではないか、
というようなことが、真面目な場面に書かれていて、
それがおもしろくて、笑ってしまいます。
とても、長くて、文字がぎっしり書かれていて、
くどくて、読みにくいのが難点ですが、
読んでみたら、おもしろいということがわかりました。
最近の小説は、スカスカで、読みやすいかもしれませんが、
ロシア文学だって、読みにくさの代わりに、
圧倒的なおもしろさを秘めていると思いました。
あずきバー
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