昨日、地震がありました。
結構長くゆれたので、どこかで大きな地震があったのだと思って、
心配になり、テレビをつけました。
テレビをつけるなんて、一月ぶりくらいかもしれません。
テレビって、うるさくて、嫌なんです。
お笑い番組のどこがおもしろいのかわかりません。
政治に対しての徹底的な批判など、
ぼくにとって、雑踏の騒々しさと何ら変わりがないのです。
地震速報を見て、すぐにテレビを消しました。
今のぼくにとって、テレビは、友達が来たときにゲームをするくらいしか用途がありません。
ただ、それだけに大きな価値があります。
たった、その瞬間が大切だからこそ、テレビは捨てずに持っているのです。
ぼくに無害さんがいなければ、テレビとゲームはありません。
ぼくに無害さんがいてくれるからこそ、その瞬間が儚く、尊く、大切なのです。
ありがとう。
たまにテレビのブラウン管をぶん殴って、大穴を開けてやろうと思うのですが、
無害さんが止めてくれます。
友達っていいなあ
嬉しいなあ
涙が出てくるなあ
自傷行為も収まりつつあります。
ここ一週間は、自分を傷つけていません。
4日前くらいに、冷蔵庫は殴ってしまいましたが。
睡眠薬の副作用で、酷い目に逢いましたが、
なんとか生き残ってます。
明後日は、久しぶりにアルバイトに行く予定です。
でも、今月中で辞めるかもしれません。
そもそも、睡眠障害を伴う病気なので、
深夜の仕事というのは、少し無理があったようです。
でも、先のことなんか考えてません。
考えたくもありません。
今日、死ぬか、生きるか、です。
今日は、生きてみようかな。
夜、電話が来るんです。
約束したから、信義の下に、守ります。
もう、ダメです。
気力ありません。
寝たきりになります。
筋肉なんて、いくらあっても無意味になります。
昨日、友達が来ました。
『大胆不敵な読書家』Mは、サボテンを、
『ちょっとテキトウだか、信義に篤い男』Kは、よくわからない木を、
ぼくにプレゼントしてくれました。
きっと、ぼくが病んでるから、気を遣ってくれたのだと思います。
すごく癒されます。
それに誕生日プレゼントだと思ってたら、
ぼくの誕生日を彼らは知りませんでした。
偶然のプレゼントが誕生日プレゼントになりました。
二人ともありがとう。
そんな感謝をしているうちに、二人は、
ぼくの蔵書を漁りだしました。
ぼくが気力がないばかりに腐っていた本たちが、掘り返されていきました。
どうせ、読む気力もないので、いくらでも持っていけ、と言ったら、
本当に持っていってくれました。
『大胆不敵な読書家』Mは、ぼくが書いた小説まで持って行ってくれました。
『ちょっとテキトウだが、信義に篤い男』Kは、フランツ・カフカの『城』を借りる、
と言って、手に取りましたが、
やっぱいいや、と言って返してきました。
テキトウです。
彼は、いつも小さなバッグなので、面倒のようでした。
いつもタバコとライターしか入ってません。
それで3000メートル級の登山に来る訳ですから、
本当に、ちょっとどころではないテキトウさです。
でも、来てくれて、楽しかったです。
ぼくが自分勝手に喋ってたような気がしますが、楽しかったです。
ぼくは、自分勝手なヤツなんだ。
ぼくは、最低だ。
でも、ここに置かれたサボテンと、よくわからない木を見ると、すごく癒されます。
ホントはね、プレゼントされたとき、泣きそうになったんだよ。
なんて、簡単には泣きません。一人で泣きます。
ぼくは、野良猫なのだから。
二人が帰ってしまった後、ぼくは気力がなくなって、ずっとベッドの上で過ごしました。
その後、ある方から電話が来るのですが、その話はもう少し気力が出たら書きます。
これから、買い物に出かけます。
嫌だなあ。