昨日、友達が来ました。
『大胆不敵な読書家』Mは、サボテンを、
『ちょっとテキトウだか、信義に篤い男』Kは、よくわからない木を、
ぼくにプレゼントしてくれました。
きっと、ぼくが病んでるから、気を遣ってくれたのだと思います。
すごく癒されます。
それに誕生日プレゼントだと思ってたら、
ぼくの誕生日を彼らは知りませんでした。
偶然のプレゼントが誕生日プレゼントになりました。
二人ともありがとう。
そんな感謝をしているうちに、二人は、
ぼくの蔵書を漁りだしました。
ぼくが気力がないばかりに腐っていた本たちが、掘り返されていきました。
どうせ、読む気力もないので、いくらでも持っていけ、と言ったら、
本当に持っていってくれました。
『大胆不敵な読書家』Mは、ぼくが書いた小説まで持って行ってくれました。
『ちょっとテキトウだが、信義に篤い男』Kは、フランツ・カフカの『城』を借りる、
と言って、手に取りましたが、
やっぱいいや、と言って返してきました。
テキトウです。
彼は、いつも小さなバッグなので、面倒のようでした。
いつもタバコとライターしか入ってません。
それで3000メートル級の登山に来る訳ですから、
本当に、ちょっとどころではないテキトウさです。
でも、来てくれて、楽しかったです。
ぼくが自分勝手に喋ってたような気がしますが、楽しかったです。
ぼくは、自分勝手なヤツなんだ。
ぼくは、最低だ。
でも、ここに置かれたサボテンと、よくわからない木を見ると、すごく癒されます。
ホントはね、プレゼントされたとき、泣きそうになったんだよ。
なんて、簡単には泣きません。一人で泣きます。
ぼくは、野良猫なのだから。
二人が帰ってしまった後、ぼくは気力がなくなって、ずっとベッドの上で過ごしました。
その後、ある方から電話が来るのですが、その話はもう少し気力が出たら書きます。
これから、買い物に出かけます。
嫌だなあ。
1日遅れになってしまいましたが。
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