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旅人の病記

自分に負けないように。

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胃が……

空腹状態が2日間続いた胃に、急に

とてつもない量の食べ物を詰め込むと

とんでもなく痛くなってしまうものなんです。

それは、ぼくの故郷、ドイツにいずれは帰ってしまうものと同じように必然的です。

ぼくのおじいさんは、ドイツ人です。

ということは、ぼくは、クオーターということになります。

それは、真っ赤な嘘なのですが

第二次大戦後、同盟を組んでいたドイツ兵が

母国に戻らずに日本に滞在していたとしたら

有り得る話です。



それはともかく、お腹の調子がよくありません。

昨日、日付が変わった瞬間に、一般成人男性約3人前程度の

食べ物を一気に胃に詰め込みました。

ぼくは、不自然な満腹感などまるで気にも留めず

ただただ食べられたことに対する満足で、幸せいっぱいでした。

それから、ご機嫌で大江健三郎さんの小説を朝の4時まで読んでました。

ああ、大江さんは、素晴らしい。

圧倒的な読書量、知識量に裏打ちされた、他人を納得させるような文章です。
(何かの本で町の図書館の本すべてを少年時代に読み尽くしていた、ということが書かれていました)

ぼくもこんな文章が書きたいな、と思いました。

それから、ぼくはホームページに掲載した小説もどきや

今書いて応募しようとしている小説を思い出し

こりゃ、作文以下だな、と沈鬱な気分になりました。

大江健三郎の文章の影響というのは、強いらしく夢にまで出てきました。

小説の内容ではなく、文章、つまり活字が出てくるなんて、今までないことです。

目覚めると酷く気分が悪く、内臓がごちゃごちゃと混ざり合い

混沌とした感覚を受けました。

地球の始まり、カオスでした。

そんなカオスディメンションな胃に、コーヒーとパンをまた流し込みました。

吐きそうです。



明日は、面接だから、体調を整えて

会社を辞めたポジティブな理由と、これからやりたいことをゆっくり考えようと思います。

と言いながら、結局、面接なんて適当に済ませてしまうつもりでいます。

今まできっと少し真面目にやりすぎました。

結果的に、ネガティブな方向へ傾き、精神疾患を口実に

何から何まで逃げていたのです。

ぼくにとって就活は、ちょっと力を抜いたくらいが、ちょうどいいのです。
(ちょっとです。あまり力を抜いたら乞食同然の暮らしが待ってます)


それにしても、なんで、面接は正直なことが言えないのだろうか。

もちろん、本気で○○会社に入りたいと思い、正直な気持ちでいる人もいます。

だが、しかし、大半はその企業に合わせた志望理由を考え出します。

企業というのは、嘘つきの集団ですね。
(言い方が悪いと思いますけど)

と思っているのは、きっとぼくだけでしょう。

ぼくの正直な理由を考えると

そうだ!

「ハローワークで検索した求人情報を片っ端から当たっていった結果

貴社様に辿り着いた、という次第でございまする!」

これでいいだろう。

若者は、会社のことなど気にしなくていい。

と某会社の社長さんが言ってくれたので、どこか背中を押してもらえました。



正直なところ、やりがい、とか、意義、とかは、働き始めて見出そうと思います。

今は、ぼくは一人の社会人として、再び自立しなければならない。

何がやりたいとかは、特にありませんが

ぼくは本気で働いてみようと思っているのです。

ぼくは、中途半端な社会経験者にして、社会不適合者なのです。

社会に不適合なのは、仕方ありません、性格的なものですから。

でも、やっぱり、それでいじけて、しけ込んで、部屋に閉じこもって

嫌だ、嫌だ、と言うだけでは、何か違う気がします。

ちゃんと、働いて、とことん働いて

会社は辞めず、または転々とし続け、

「やっぱり俺は、社会に不適合だ」と言いながら生活したいです。


えーと、どうやって日記を終わりにしようかわからなくなったので

終わります。

[追]
大江健三郎の「日常生活の冒険」に『ニート』という言葉が出てきます。
「日常生活の冒険」という小説は、昭和49年に発行されたらしいのですが
当時、ニートなんて言葉があったでしょうか。
国語辞典で調べても(つまりNEETとは別の意味だと思い)載ってませんでした。
広辞苑なら載っているのかもしれません。
ノーベル文学賞作家は、時代を(30年ほど)先読みする能力もあるようです。
あるいは、言葉なんてもものは、注目度だから、
古くから存在していても注目されていなかった言葉もあり、
あたかも今この時に注目され新しいような顔をしている言葉もあるかもしれません。

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あと1時間半

断食をしてから、約52時間が経過します。

固形物は全く取ってません。

賞味期限切れの牛乳を飲んでしまいましたから

完全な断食とは言えないかも知れませんが

飲み物であればOKというルールだったので

これは断食なのだ、と言っておきます。

(実は、ピーナッツクリームをちょっと舐めてしまいました)



そして、日付が変わるまであと1時間半です。

日付が変わった瞬間に食べます。

ぼくは、すでに食べ物を買ってきました。

しかし、失敗だったのかもしれません。

食べ物が目の前にあるのに食べられないなんて。



食べ物を買うにもお金が掛かりましたし、

きっと体重も元通りになるでしょう。

それなら意味なんてないじゃん、と一見思えます。

しかし、大きな意味があります。

食べ物を食べることの大変さがわかりました。

それから食べられることは幸せなことだと思いました。

我慢強さが多少は身につきました。

大切なのは、やっぱり食べるではないか、

という変わらぬ行為があるという事実ではなく

思考がちょっぴり変わったということにあります。

外見には表れない、己の内面に対する改革。

ぼくは、きっと、昨日までとはほんの1ミリ違う人間になったと思います。

でも、これくらい誰だってできます。

機会があったら、1週間の断食に挑戦してみようと思っています。

それなりに時間を浪費(空腹で何も手に付かない)してしまいますが、

何が起こるかわからないので挑戦してみたいです。
(死ぬかもしれませんが)

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テレビ

テレビを見ると、どこのチャンネルも料理番組ばかりです。

きっと、お腹が空いているから、そんなものが目に付くのです。

でも、料理番組以外でも、食べ物は結構出てくるものです。

おいしそうだなあ

明日は、何を食べようか。

ふりかけと昆布の佃煮でご飯が食べたいな

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食べたい

お腹減った

凄くお腹減りました。

凄くご飯が食べたいです。

でも、今日と明日は食べないと決めたのです。

それで、月曜日は少し食べようと思っています。



働かない人は、食べちゃいけないのです。

今まで食べられることのありがたみなんか考えたことありませんでした。

ぼくは自立できてない

働いて、また食べられるようになりたいです。

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再挑戦:断食

今日と明日、ぼくは断食をします。

とある境地に達するためと格好をつけることもできます。

節約のためとも言えます。

金がない。ならば、食わなければいい。

簡単なことです。

別にお金に困っているというほど、困窮してはいませんが

やっぱりまだ働いていないので、ぼくは食べるべきではないのです。

ぼくはちゃんと働いて、おいしいものを食べようと思います。

と言いながら、今、すごくお腹が減っています。

でも、我慢しなければならない時には、我慢が必要です。

今日と明日は、一日中書き物をするか、本を読むかしています。



こうして食べたいのに、食べない、あるいは、食べることが出来ない

という時間を過ごすと、いかにおいしい食べ物が必要なのかわかるような気がします。

おいしいご飯が食べたい。とても食べたい。

ぼくは、食べるために

おいしいものを食べるために、生きていかなければならないのです。

ぼくは、おいしいご飯が食べたい。

死んでしまったら、おいしいものが食べられないので、つまらない。

だから、生きるのかもしれません。

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プロフィール

HN:
たびびと
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男性
職業:
病気
趣味:
読書
自己紹介:
"たびびと"です。
病気なんです。
疲れたシャボン玉なんです。
決して壊れる事がないのです。

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