今日の夢は、とある宗教団体の信者と、殴り合いのマジ喧嘩をしているものでした。
嫌な夢でした。
暴力はよくありません。
が、力に訴えるというのは、本能的なものです。
夢では理性が働き難いようです。
昨日、井伏鱒二の『山椒魚』という短い作品を読みました。
岩屋に二年間篭りっきりだった山椒魚が、外に出ようとしたら、
二年間の成長のために、頭がつかえて、外に出られないというものです。
そして「なんたる失策であることか!」と叫んで、悲しみます。
山椒魚は、岩屋をウロウロしながら、気を紛らわそうとします。
しかし、岩屋は狭いため、あまり動けません。
そこで、山椒魚は、自分が不自由であることをまた認識します。
ある日、カエルがこの岩屋に飛び込んできますが、
山椒魚は意地悪く、このカエルを閉じ込めてしまいます。
そのためにカエルと山椒魚は、言い争いをします。
最終的には、和解するところが描かれています。
この最後の和解部分は、
実は全集に収録された方では井伏自身の手によってカットされているようです。
なぜ、カットしたのかはわかりませんが、
どちらにしても興味深い作品です。
何度も読んでみたくなりました。
明日、ぼく、実家に田植えをしに帰ります。
そして、日曜日の午後あたりに、また横浜に戻ってきます。
なかなか、ハードですが、頑張ります。
[0回]
PR