ドストエフスキーの『貧しき人々』を読み終えました。
次に何読もうかな、と思い某作家さんの短編小説を読んでいましたが
1ページ読む(理解する)のに、10分くらい掛かったので辞めました。
理解できないというより、集中力がまったくなかったのです。
それから、ふとサルトルの『壁』という短編小説を読み出しました。
どうせ、すぐ集中力が切れるから、という気持ちでパラパラと繰ってみただけです。
気づいたら、最後まで読みきりました。
『壁』
政治犯の主人公が軍人に捕らえられて
その日のうちに死刑を命じれるというものです。
死刑執行は翌朝です。
そんな中、監房での主人公たちの心理を描いたものです(多分)。
なんだか、ぼくは極限状態における心理を描いた小説が好きなのかもしれま せん。
サルトルの実存主義は未だにわからないけれど、この小説はおもしろいと思いま した。
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