夜明け前、読書に疲れたぼくは、しばらく部屋の中をグルグルと回転した。
回転を終えると、ベッドの上の掛け布団や枕を足元の方へ押しのけた。
そのベッドの上で20回腕立て伏せをした。
どこか物足りないと思い、次は30回に挑戦した。
30回をカウントしたとき、やはり物足りなさを感じて
そのまま50回をカウントするまで続けた。
また少し読書をしたけれど、目がかすんで続かない。
*
最近1日に17時間近く睡眠をとっているから、1日がとてつもなく短く感じる。
勿体ない限りである。
しかし、一度寝てしまうと、15時間はベッドから起き上がれない。
起き上がると、ご飯を食べて読書をして、またベッドに横たわる。
それで2時間程度昼寝、というか夜寝をしてしまう。
これは病気なのだろうか。
いやいや、こんなことも考えられる。
昨年は眠れない日々を送っていた。つまり病気だったのだ。
だから、1日に長時間睡眠を取ることによって、眠れぬ日々を取り戻しているのだ。
これはきっと回復の最終段階なのだ。
そう思うことにすれば 「社会復帰も近い」 ということがいえる。
今のぼくは、紛れもないニートだ。でも、立ち直れる。
いつの日にかテレビに出演していたニートとぼくは違う。
もともと預金残高の戦闘力が桁違いなのだ。
*
8時くらいに小説を書き始めた。
ワープロで9枚書いた。
えっと、なんだかどこにでもありそうな話を書いている気がするな。
まあいいや、できたらホームページにアップしようと思う。
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