久しぶりに歩いて鶴見川まで行きました。
外出したのが17時45分で、帰宅したのが20時15分頃だったので、
2時間半歩きました。
歩いている途中で、5匹の猫に会いました。
近づいていくと、ぼくを怖がりました。
ぼくの心が汚れていたことに、猫は気づいたのだと思います。
猫はかわいいなあ。
途中で、交通量の多い道の歩道を歩いていて、
人とすれ違った時に、バランスを崩して、
道にはみ出しました。
すれ違った人が、一瞬びっくりして、こっちを見てきました。
太ったせいか、平衡感覚が鈍くなってきたような気がしました。
なんだか、歩いたら、気分がスッキリしました。
以前まで、飛び込んでしまおうとまで思っていた鶴見川を
明るい時間に見たのは、初めてでした。
ゴミが沢山浮いていて、濁りきった緑色の水をしていました。
あの時、飛び込まなくてよかったと思います。
それにしても、つるみ川のみなもを、ポチャン、ポチャンと飛び跳ねていた魚は
なんという魚なんだろう。
真っ暗な鶴見川を歩いていると、ポチャンという音が聞こえてきて、
不思議な気持ちになりました。
宮沢賢治の童話を読んでいるような気分でした。
帰りに通った食堂から、大学時代に住んでいた寮の食堂の匂いがしました。
あの匂いからすると、店内は不潔な感じがします。
壁にはゴキブリが張っていて、ご飯の中には陰毛が入っていると思います。
出てくる料理のほとんどは、賞味期限が切れているでしょう。
その割に、そこそこ値段が張っているので、客はブツブツと文句を言っていると思います。
歩いていると、そんな懐かしさもありました。
今日は、疲れた。
疲れましたが、いつか歩いて旅がしたいな、と思いました。
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