石段に腰掛けたぼくの後ろに、
野良猫が寄り添って寝てくれました。
公園の野良猫さん(以下、ノラさん)、ありがとう。
ぼくは、エサを期待して寄ってきた他の猫さんに、
ごめんね、と言いました(お金も何も持ってませんでした)。
ノラさんにも言いました。
ノラさんは、相変わらず、ぼくのお尻に背中をくっつけて寝ていました。
不安な気持ちをわかってくれたのか、
あるいは、ぼくが座ったことでできた日陰を利用しただけか……
ノラさんは、お金の匂いがあまり好きじゃないのかも。
以前、ポケットにサイフを入れてたときに呼びかけたら、
少し近づいてきて、匂いを嗅いでから、猫独特の間合いを取られました。
猫って立ち回りがうまいですね。
どこかの自称格ゲー上級者よりもうまいです。
また、会えるといいな、ノラさん
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